• テキストサイズ

ONE MORE CHANCE【東リべ】

第6章 Infighting


「確かに、中3になってまであの寝起きはやべえな」

『エマは女の子なんだから。
万次郎よりも朝は忙しいの。』

「本当その通り!
じゃ、マイキーはそれよろしくね!」

「…なんか俺だけ辛くね?」

『気のせい気のせい』












そしてそのまま向こうに視線を向ければ、タケミっちをお祭りに誘うヒナちゃんの姿が

どうやらそのために探していたようだ


うわー、超青春
いいなぁ若いって












「…伊織は?行かねーの?」

『うーん…まだ保留』

「えー!俺伊織と行きたい!」

『それまでにこっちの仕事が終われば行けるんだけど…って、今なんて?』

「俺も伊織と行きたいって言ったの」

『…それ本当?』

「嘘ついてどうすんだよ」












万次郎はそう言って頬を膨らませるけど、私は万次郎の言葉が嬉しくてつい顔に熱が移る

…私と一緒に行きたいって思ってくれてたんだ













「仕事って何?」

『あ、ああ、
2人は仲直りしたけどまだ東卍内部は荒れてるから…それを戻さなきゃ』

「…ふうん。
なら、その日は伊織が祭り行けても行けなくても俺伊織と一緒にいる」

『!』

「それならいいでしょ?」

『う、うん//』

「やった」












いつもなら嫌なものは嫌だという万次郎

ただ、今回のは多少責任を感じているんだろう


私の仕事を放り出せとは言わない

その代わり隣にいると言うのだ



嬉しくないわけがない














『あっ!たかちゃん達にも伝えてあげないと!』











ポッケのガラケーを開いて一斉送信メールで隊長達に伝えた


/ 848ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp