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ONE MORE CHANCE【東リべ】

第5章 Cause


「内輪揉めしてるとこ悪ぃんだけどさー」

「!」

『!?』












金髪リーゼントに額のキズ
それに赤の特攻服


…あれは、、、












「なんかウチの愛美愛主に喧嘩売るって聞いてよぉ
わざわざ出向いてやったぜぇ?中坊共〜」

「長内!!」











なんで今日ここに…?













「ハハッ!
中坊のクセに女連れだぜ!!生意気な野郎だなぁ!オイ!!」

「しかもヒョロイのばっか!」

「イイ女連れてんのに男がこれじゃあなあ!!」













ギャーギャーとうるさいな

今大事な話してたのにコイツらのせいで途切れた













「中坊相手にこの人数で奇襲
イメージ通りのクソヤローだね、長内クン」

「あ?聞こえねえよチビすぎて!」



「ギャハハハハハ」










汚い笑い声が工場内に響く

全く、本当にうるさいな



ここで騒いでみっともないところを見せて、東卍のイメージを落としたくはないから一度黙って長内達を睨む














「おうおう、そんな顔すんなよ
綺麗なねーちゃんの睨みは怖えなぁ!」

「俺たちが遊んでやろうか!?ええ!?
あの女みたいによお!!」













あの女?

誰の話?











「それに比べて…」










ドゴ!










「っう!」

『!』







「コイツはテメェの女か?
さっき一緒にいたもんなぁ!!オイ!ガキ!!」

『違っ!』

「お前にゃ勿体ねえからな!
俺らが貰ってやるよっ!!」











バキッ!ド!ドガッ!










何を勘違いしたのか、私の隣にいたタケミっちを殴り続ける長内


それに、、、

コイツら、東卍と戦争しに来たんじゃないのか?

何故そんなに私にこだわる?




でも、その前にタケミっち助けないと

あの子は何も悪くないのに…






と、慌てて彼の方へ一歩踏み出そうとした私の手を誰かが掴んだ
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