第1章 くノ一とアイカツ!
「あなたたち、見かけない人ですが、どうしましたか?」
黒の忍者服を着た女性がいちごたちに尋ね、いちごたちは自己紹介をし、仕事帰りのヘリコプターから間違ってここにおろされてしまい、スターライト学園に帰れなくなったことを説明します。すると、くノ一たちが同情してくれました。
「帰れなくなったって大変」
明るい茶髪のポニーテールで身長が高めのくノ一、ユキがそう言います。
「いちごさんたちの通ってる学園の人たち、心配してますよね」
青紫の髪のポニーテールでユキと同じくらいの背丈のくノ一、トモミが次に言いました。
「困ってるいちごしゃんたち、助けたいでしゅ」
と、言った子は、黒に近い茶髪のポニーテールでユキとトモミより身長が低めのくノ一、おシゲです。
「3人とも、ピンクのリボン、可愛いね」
いちごが褒めると、くノ一たちは照れていました。
「あの、そちらの方は?」
美月がくノ一たちに黒の忍者服を着た女性が誰か質問をすると、ユキが紹介します。
「私たちの担任の山本シナ先生でーす」
「山本シナです。よろしくお願いします」
山本先生は、おばあちゃんの姿に一旦なったあと、黒の忍者服を着た女性の姿に戻り、いちごたちを驚かせていました。