• テキストサイズ

~月夜の紅~ 銀魂原作沿い小説

第8章 【第七訓】原作第十九訓と第二十訓の間の話


 木刀が部屋に馴染み始めた頃、扉が開く音がした。
 帰って来たのは銀時ではなかった。

「ただいまアルヨー」

 もう一人の住人。
 酢昆布が大量に入った袋を提げ、神楽は悠々と部屋に姿を現した。

「あ、○○ネ!」

 神楽は笑顔を見せた。
 だが、言い終わるや否や目を吊り上げた。
 同時に○○は木刀を握る。

「ほァたァァァ!」

 袋を新八に放り投げると、神楽は○○に蹴りかかった。
 神楽の足を木刀で受け止め、○○は剣を振った。
 反動を利用し、回転しながら神楽は背後に飛び降りる。
 即座にまた飛びかかる。

 威力を殺すため、○○は後ろに下がりながら足を受けた。
 勢いのなくなった両足を膝で抱え込む。
 神楽は逆さまの状態で宙吊りにされた。
 上半身をブランコのように反動させ、神楽は○○の頭に頭突きを、

「ちょっと! 何やってんの、アンタら!」

 かまそうとした所で、新八に止められた。

「わけがわかんないんですけど! いつ神楽ちゃんと○○さんの間に確執が生まれてたんですか!」
「神楽ちゃんとは、この間ここで会って友達になったんだよ」
「顔を合わせて一秒で殴り合いする友達がどこにいるんですか!」
「ここ」
/ 483ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp