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~月夜の紅~ 銀魂原作沿い小説

第52章 【第五十一訓】マイナスドライバーもあまり見ない話 其ノ二


 足音が聞こえ、○○達は身を隠す。

〈奴等だ!! 間違いない!!〉

 改造された時の記憶が残る新八によれば、やって来た二人こそがゲーマー星人だという。
 現実世界でもほぼ同じ風貌をしているらしい。

 早速取っ捕まえようとする銀時だったが、ゲームの中で捕まえた所で何の意味もない。
 長谷川の提案で、オフ会を開き奴等を電脳世界から引きずり出そうということになった。

 狩りを手伝いネット友達になってオフ会に呼び寄せる――
 その作戦のために敵へと向かう一同だったが、

〈モンハンもこれで終わりだなー〉

 あろうことか、最強の神獣であるはずのセイテンタイセイを奴等は易々と難なく倒してしまった。
 ゲームをやめられてしまったら、奴等を捜し出す手立てはなくなる。

〈ここは女の力を使うしかなさそうね〉

 奴等をゲーム内に引き留めるため、さっちゃんが作戦を立てた。
 ネカマとなっている銀時を連れ、色仕掛けで二人を引き留めようと画策する。

〈勝手なこと言って勝手に行っちゃいましたよ!!〉

 銀時は神殿の奥にさらに強いラスボスがいると嘘を吐き、奴等をゲーム内へと引き留める作戦に出た。

〈○○さん、○○さんも銀さん達の方に行って下さい。あの三人だと暴走しかねません〉
〈ええー、ヤダなァ……〉

 銀時と協力して事を行うなど今は御免被りたいと、○○は渋る。

〈言ってる場合ですか! ここで奴等を逃したら、一生ドライバーのままですよ!!〉
〈んー……わかったよ〉

 ○○はゲーマー星人と、奴等と合流した銀時、さっちゃん、神楽を追う。
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