• テキストサイズ

【名探偵コナン】黒の天使

第24章 手解き※


『口、開けなさい』

バーボンの上に跨って見下ろしながら、媚薬の入った小瓶の蓋を外す。脚で腕を押さえつけて抵抗しないように。若干顔が赤い気がするけど、でも、口はギュッと閉じられたまま。まあ、状況的に見ても当たり前だろうけど。

『一応言っておくけど、さっきの質問のどれに答える気もない。それと、私は過去の詮索をされるのが嫌い。貴方にだって思い出したくないことの一つや二つあるでしょ?』

唇を指でなぞるけど、全くもって開く気配はない。正直、身体は限界に近い。

……もうどうにでもなれ。

まともな判断とは言えない選択をした。自分の口に薬を少し流し込んだ。驚いた表情のバーボンにそのまま強引にキスをする。すると、ほんの僅かに唇が開く。その隙間に舌をねじ込んで口に含んだ薬を流し入れる。歯は噛み締められたままだから全部は入らなくて、口の端から零れていく感じがする。でも、それでいい。ほんの少しでも効果は十分。

「っ……なに、考えてるんですか……貴女まで口にしたら……」

『そうね、身体が熱くて仕方ないわ。ここまできたら楽しんじゃえばいいでしょ?』

ズボン越しにバーボンのソレを撫でる。それでもわかるくらいに熱を持って硬くなっている。

「んっ……どいてください……」

『あはは、力入ってないわよ。それに散々こっちのこと責めておいて、自分だけ良くなれるなんて思ってないわよね?』

後ろ手にベルトを外してファスナーを下げる。身体をずらしてバーボンの上から降りた。後ろに下がると同時に下着ごと引っ張って脱がせる。勢いよく飛び出したソレは思っていたより大きい。

「ちょっ……だめ、です」

『こっちには慣れてないの?じゃあちゃんと覚えないとね』

手の平全体で包み込む。熱を持って脈打つそれを上下に軽く擦る。ビクビクする姿に、どうしようもないくらい興奮する。手に入れる力を少し強くして、先端にはキスをする。舌先でチロチロ舐めれば頭上で漏れる声。

「くっ……はあ……」

『声、聞かせてよ』

裏を舐め上げて、そのまま口に含んだ。ビクッとソレが反応する。根元は手で扱いて、先端やくびれた部分を舌で愛撫する。独特な苦味が口の中に広がった。

『……感じてるんだ、かわいい』

目を瞑って快楽に耐えようとするその顔は、ゾクゾクするほど色っぽい。同性ウケもきっといいだろうな……。
/ 884ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp