• テキストサイズ

君に届くまで

第74章 忍界大戦7



「いらっしゃい。」

レン達が中に入ると、柔らかな男の声がかかった。

「やぁ。リヨク君だよね?今日は妹ちゃんと一緒なんだね。」

その男は優しそうな笑みを浮かべて言った。
レンはその姿にどきりとする。

男の容貌は、背が高く、黒髪で、黄金色の瞳に左眼の眼帯。
酷く見覚えがある気がするのだ。
彼と親しかった気がしてならない。

「客か?」

奥から一人男が出て来た。
その姿にも見覚えがある。

眼帯の男よりは背が低く、肌は浅黒で、少し長い黒髪に眼帯の男と同じ黄金色の瞳。

ー何だろう…。

 思い出せそうで思い出せない…。



/ 1263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp