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君に届くまで

第63章 演練大会ー1日目ー



レンはご飯を食べ終わってから水を飲もうと冷蔵庫を開けたのだが、

「飲み物がない…。」

ものの見事に空っぽだ。

「ちょっとコンビニ行ってきます。何か買ってくる物ありますか?」

レンがテレビを見ている彼等に呼びかけると、

「僕も行くよ。」

「俺も行こうかな。」

燭台切と加州が立ち上がった。

「態々行かなくても買ってきますよ?」

レンが2人に向かって言うと、そうじゃない、と否定する。

「君1人だと心配だからね。」

「俺は単に散歩がてら、ってとこ。」

燭台切と加州は笑いながら言った。

「そうですか。なら一緒にいきましょうか。」



レンは私服に着替えてドアに向かうと、鶴丸から声がかかった。

「あ、俺麦茶を頼んでいいか?」

「わかりました。」

「頼んだ!」

鶴丸は手を振りながらレンを見送る。
ドアを抜けると、同じく私服に着替えた2人が待っていた。

「じゃ、行きましょうか。」

「よし、行こう!」

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