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君に届くまで

第47章 政府の企み





それから数週間後。

レンの容態も大分落ち着いてきて、自分で起き上がれるまでに回復する。
今日も本丸では、他にやることもないので広間の周囲を中心に片付け作業を行っていた。

広間では何やらレンが加州達と話し込んでいるようだが…。


「加州様!何卒、転移装置をお貸しください!」

レンはそう言って土下座する。

「あんたにはプライドがないのか!!」

加州は立ち上がって怒鳴った。



「何の図だ?これ?」

そこへ通りかかった薬研は怪訝な様子で呟く。
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