• テキストサイズ

君に届くまで

第37章 現代へ


その後、無事換金する事ができた。
その額、36万円だ。随分と大金である。

加州と藤崎は初代審神者の話で花を咲かせ、話の流れで事のあらましを彼に話した。

「そうですか、それは災難でございましたね。」

「そうですね、けれど彼女が戦闘に強く、助けてもらいました。」

加州は穏やかに言って、レンを見る。

「この度は、藤崎さんの助けを借りられて本当に助かりました。ありがとうございます。」

彼はそう言って藤崎に頭を下げ、レンもそれに倣う。

「礼には及びません。一助になれた事を嬉しく思います。」

藤崎は穏やかに笑って答えた。
/ 1263ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp