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君に届くまで

第78章 番外編1





翌朝。

薄暗い時分、いつもの様に目を覚ましたレンは枕元に置いてある普段着に袖を通す。
着替え終わり、布団を片付けて隣の部屋へ向かおうと襖に手をかけた時、違和感を覚えた。
いつもの感触とは違い、何かが引っかかっている様な感触がある。

ーこれは…。

レンは影分身を出して天井に飛び移った。
影分身は本体をちらっと見てから勢いよく襖を開け放ち、迷いなく書斎部屋へ飛び込む。


パパパパパパパン!!!


乾いた破裂音が一斉に部屋中に響き渡った。

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