第34章 いや、はい。もう何でもいいです
おまけ①
●大和は見た
大「あれ。なぁイチ、タマは?」
一「四葉さんなら、今は入浴中のようですが。どうかしました?」
大「いや、携帯 テーブルの上に置きっ放しだからさ。忘れてんのかなって」
一「あぁ、よくある事ですね。きっと後で取りに来ますよ。
では、私はお先に失礼しますね。おやすみなさい」
大「おう。おやすみー」
ピロン♪
大「ん?ラビチャ…って、タマの携帯の方かよ。
って!あいつ 通知で文章表示される設定になって……」
新着:中崎エリ
了解!じゃあ明日、13時に●●で待ち合……
大「…へぇ。なるほど、これはいいもん見ちゃったなぁ」ニヤ
環「お、ヤマさんおかえりー。悪い顔で笑ってっけど、なんかいーことあったの?」
大「まぁな。それよりタマ、さっき携帯鳴ってたぞ」
環「マジ!?あ、ほんとだ!返事来てんじゃん!
………へへ、えへへへ」
大「お前さんは分かりやすいなぁ。何か良い事あったのか?」
環「へへ、まあなぁ〜」
大「ところで明日、俺達ちょうどオフだろ?たまにはお兄さんと出掛けてみるか?」
環「明日は俺だめー。へへっ、大事な約束あんだー」
大「ほー。そりゃ残念」
(タマには悪いが、強引に便乗させてもらうか)
環「明日に備えて早く寝よ!おやすみヤマさん!」
大「ちゃんと髪の毛乾かしてから寝ろよ!
…さて。じゃあ俺も、ちゃっちゃと風呂入って 早めに布団入るか」
(多分、寝付くのに時間かかるだろうからな。今から明日が楽しみだよ)