第7章 どうやって僕達を、楽しませてくれるのかな?
※
どうやら百の方が先に限界を迎えるらしい。
私はより一層右手のスピードを速める。先端から付け根までを、高速で往復させる。
すると、すぐにその時はやって来た。
「っ、〜〜っは、イ、ク」
百は腰を震わせながら、達した。
顔の目の前で扱いていたので、彼の精液は私の顔に向けて発射された。
先端から、まるで白い糸を吐くよう。たっぷりとその白濁液を浴びる。
『…ぁ、…』
(あったかい…)
彼が精液を出し切った後も、ゆるゆるの右手を動かしてやる。
自身が吐き出した欲望を、手の平で絡め取り 竿全体に塗り付ける。
すると、まだ中に残っていた精液がピュ、ピュッと外に絞り出される。
「っ、う、…っく、」
百は両目をキツく瞑って、射精後の余韻を噛みしめる。
百の射精を横目で見ていた千も、ついに達する。
「は…、僕も、イクよ…」
その言葉を聞き、私はより強く彼の亀頭を吸い上げる。
「っっ!出、る」
私の口中の最奥で、彼のモノが爆発する。
喉で彼の射精の勢いを感じた。
「っ、は…ぁ、」
千は白濁液を放出しながらも、腰を振る。
イキながら動くのが気持ち良いのか、彼の綺麗な顔が 快感に歪む。
まだ私の中で、ビューっと勢い良く射精を続けている。
すごい量だ。このままでは口から溢れてしまうと思った私は、一度その熱い液体を飲み下す。
ドロドロで熱い、いやらしいそれは。私の喉に貼り付きながら下へと降りて行く。
『…ん、』
千は腰を振り続け、最後の一滴まで私の中に放った。
その全部の精液を、残さず飲み込んだ私の頭を 千が優しく撫でる。
「は…、良く できました」