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【ヒロアカ】folklore

第4章 戦闘訓練のお時間



オールマイト先生と緑谷さんに見つかった後、私はオールマイト先生に連れられ校舎のとある空き教室に来たそして緑谷さんがついこの間まで”無個性”だった事、オールマイト先生から”個性”授かった事など今に至るまでの経緯を話された。


『ちょっと、あれですね…色々思考が追いつかないというか』


私は手で口を覆いながら今彼らに伝えられた、にわかに信じ難い話を頭の中で整理する。


「まぁ無理もないさ。いきなり私が緑谷少年に個性を授けたなんて、それこそおとぎ話のような事だからね」

『でも今の話を聞いてさっきの緑谷さんとオールマイト先生のお話が全て一致しました』

「八百万さんっ…!!このことは!誰にも言わないで欲しいんだ!!」


苦笑しながらオールマイト先生と話しているとそう言われ緑谷さんに深く頭を下げられた。


『言わない、言わない!まず言えないよ…まさか”他人に個性を授ける”ことが出来るなんて世間にしれたら混乱が起きるし…それこそ今までの常識が覆るんだから』

「ちなみにこの秘密を知っている者はここにいる緑谷少年・校長・リカバリーガールそして親しき友人の4人だ」

『本当に極一部なんですね…なんか、とんでもない秘密知っちゃいました…』

「これに関しては私の不注意でもあるが八百万少女!このことはくれぐれも内密に頼む!」


緑谷さんに続きオールマイト先生も顔の前で両手を合わせて私に秘密を守るよう頭を下げた。


『2人とも頭を上げてください!大丈夫です。この事は誰にも口外しませんから。後…それといってはなんですがオールマイト先生に一つお願いが…』

「なんだね?」

『その八百万少女って言うの…えっと、百ちゃんと被ってしまうので私のことは名前で呼んでください』

「ムム!確かにそうだな!では、これからは名前で呼ぶようにするよ!」

『ありがとうございます』




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