• テキストサイズ

【ヒロアカ】folklore

第4章 戦闘訓練のお時間



初回から波乱の幕開けとなった今回の戦闘訓練。
訓練開始直後に爆豪さんと緑谷さんが喧嘩…と言っていいのかは分からないがそれに近しい行動を取り最早戦闘訓練と言えない状況に。そしてその後も彼ら二人の戦いがヒートアップし戦闘中訓練を中止する寸前まで来たのだが、緑谷さんが個性を使って建物を破壊。そのどさくさに紛れてお茶子ちゃんが核を回収すると言うあまりにもリスキーな作戦でヒーローチームが勝利を手にした。最終的には負けた方が無傷で勝った方が怪我を負うという不思議な構図まで出来上がっていた。
そしてグラウンド・βからモニタールームにへと戻ってきた4人を混じえ講評タイムに入ったのだが、百ちゃんの他を圧倒するあまりの解説ぶりにオールマイト先生が言うことがなくなり涙目だったのは黙っておこう。こうして1戦目の幕は閉じた。


「今の試合でビルが破損してしまったので場所を移して第2戦を行うぞ!第2戦は轟・障子・八百万クロアのヒーローチーム!対 葉隠・尾白のヴィランチーム!」


そしてクロア達は指定位置に到着し開始の合図を待っていた、が


「「…………」」


轟さんも障子さんも何も喋らない為とにかく気まずい。私たち3人がまともに会話をしたのはチームが決まった直後のあの会話だけ。
作戦会議とかしなくて大丈夫かな。
でも轟さんは何か策があるようだったし…。
クロアがもんもんと頭でそう考えていると戦闘訓練開始の合図がアナウンスされる。


「Bチーム対Iチームの屋内対人戦闘訓練開始!」

「とりあえず屋内に入るぞ」


開始の合図と共に轟さんの指揮を元にクロア達は行動を開始する。




/ 435ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp