• テキストサイズ

【ヒロアカ】folklore

第19章 エンカウンター



「えー、一昨日木椰区のショッピングモールに死柄木弔が現れたという事件があった。とまあそんなことがあってヴィランの動きを警戒し、合宿先を急遽変更行き先は当日まで明かさない運びになった」

「「えーー!!」」


休み明けのホームルームで相澤先生から一昨日の事件の事もあり、合宿先を急遽変更して行き先も明かさないという事が伝えられるとクラスにどよめきが走る。


「もう親に言っちゃってるよ」

「故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか学校が把握出来てませんもの」

「合宿自体をキャンセルしねえの英断すぎんだろ!」

「てめェ、骨折してでも殺しとけよ」


爆豪くんが緑谷くんに向けて無茶なことを言う。


「ちょっと爆豪、緑谷がどんな状況だったか聞いてなかった!?そもそも公共の場での個性は原則禁止だし」

「知るか、とりあえず骨が折れろ」

「かっちゃん………」


収集がつかなくなったところで相澤先生が個性を使い場を静めた。
その後、雄英高校一学期終業式が行われあまりに濃密だった前期課程が終わり夏休みが始まる…でも私たちは備えなければならない迫り来る悪意に本物のヒーローになる為に、立ち止まる時間など許されていないのだから。




/ 435ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp