第14章 心機一転とお友達…?
クラスが盛り上がると同時に相澤がひと睨み効かせ瞬く間に静かになる生徒達。
「というのも先日話した”プロからのドラフト指名”に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み即戦力として判断される2・3年から…つまり今回来た指名は将来性に対する興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある」
「大人は勝手だ!」
そんなプロの世界の現実を耳にした生徒達は少し不安げな表情を浮かべる。そして、そんなクラスの意見を代表するかの如く峰田は体を震わせながら机を叩き、そう口にした。
「頂いた指名がそんまま自身へのハードルになるんですね!」
「そ、でその指名の集計結果がこうだ」
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【A組指名件数】
轟【4123件】
爆豪【3556件】
八百万(言)【1038件】
飯田【360件】
上鳴【272件】
八百万(百)【108件】
切島【68件】
麗日【20件】
瀬呂【14件】
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「例年はもっとバラけるんだが大きな注目は3人に偏った」