• テキストサイズ

はごろも折々、蝉時雨 ( 鬼滅*風夢 )

第25章 番外編 ①:*・゚* 或る風のしらべ *・゚・。*:



「ぁ、あ、実弥···っ、実弥···っ」

「どうしたァ、イイとこ見つけたかァ」

「ン、ここ、きもちいい···の···っ」

「─ッ"」



 実弥のものがナカでより大きく膨れ上がったのを感じ、上下動を繰り返しながら星乃は達した。

 肩で息をしながら実弥の胸板に倒れ込む。呼吸を整えている間、実弥は急かすことなく星乃の髪を撫でたり素肌に手を滑らせたりする。



「ごめんなさい······私ばかり達してしまって」

「謝るこたァねぇよ。その前は俺が先走っちまったんだからお相子だ」

「実弥の···まだ大きい···」

「そりゃァ、満足しきってねェんだろうなァ」

「ねえ······実弥」

「なんだ」

「寛元くん···可愛いかったわね」

「? あァ、まあなァ」

「私、実弥に似た男の子も······欲しいな」



 くるくると、指に髪を巻きつけていた実弥の手の動きが止まった。

 しばし沈黙が漂った。

 くしゃくしゃくしゃ···。ぽんぽんぽん···。

 実弥は無言で星乃の頭を何度か愛撫し、最後、柔い身体を両腕で抱きしめた。



「······師範の顔も緩みっぱなしだったなァ」

「ふふ。そうね」

「スミレに弟妹ができんのも······悪くねェ」



 そう言うと、実弥は星乃ごと抱えて起き上がり、くるりと体勢を逆にした。

 挿入されたままの陰茎。実弥は星乃の膝をかかえて腰の位置を高くした。



「ガキ、作んなら、一滴残らず、腹ン中注ぎ込まねぇと、なァ······ッ"」

「っああ···!」



 膣口から亀頭が抜け落ちる寸前まで腰を引き、もう一度、味わい尽くさんとばかりに陰茎が肉壁を掻き分けてゆく。


/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp