• テキストサイズ

はごろも折々、蝉時雨 ( 鬼滅*風夢 )

第14章 :*・゚* 桃色時雨 *・゚・。*:



「あ、ア···っ、ァん、はぁ、ン···っ」

「ハ···っ"、イイ具合の声に、なってきたなァ···ッ」

「ァ···っ、ン、ァん、や、当た···っ」

「ァ"ー、こりゃァ、ナカでも、イケんじゃねぇか···っ、?」

「ひ、な、なか、···っ、ひゃ、ッあ」

「そのまま腰···ッ、浮かせてろよォ···ッ」
 
「や、だめ···っ、そん、な、まって」



 前屈みにゆらゆらと腰を動かし、同時に星乃の乳房の先に舌尖を這わせると、星乃の腰部も彷徨うように左右にうねった。



「っ、舐めちゃ、や···っ」



 双丘に浮かぶ薄紅に弱い刺激を与えれば、内壁はより実弥の陰茎に具合よく纏いついてくる。



 ( ──ハ、くそ、たまんねェ、しまる )



 気を抜けばたちまち競り上がってくる射精感。

 顎先を伝った実弥の汗が、桃色に色づく星乃の鎖骨に一粒落ちた。



「ぁ、ア···っ、さねみ、なにか、きちゃ···っ」



 肩を掴む星乃の指に、く、と力が加わった。見ると、星乃の眼球が虚ろにゆらゆらとたゆたっていた。



「ッ星乃、ちゃんと目、開けてろ···ッ」



 意識を引き戻されたかのように、星乃の双眸が実弥を捉える。



「いいかァ、俺から···ッ、目、逸らすんじゃあねぇぞ···ッ」

「っ、あ、や、ぁ、もう」

「そうだ···ッ、そのまま、委ねちまえばいい···っ」

「ン···ッ、ふ、ぁぁあ」

「バ···ッ、カヤロ···ッ、おま···ッ、締めすぎんだッろ···ッ」



/ 516ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp