【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第20章 Until We Meet Again... ※
耳の裏側から、耳たぶにかけて舌を這わせれば、くすぐったそうに身をよじる。
そんなサクラの反応を楽しみながら、今度は耳殻を舌の先で愛撫すると、微かに甘い声が漏れ始めた。
「兵長・・・それ・・・」
「お前、これ好きだろ」
他の性感帯とは違い、もどかしさすら感じるのに背筋がゾクゾクする。
時折リヴァイの吐息がかかると、背中から腰にかけて痺れるような感覚が走った。
「おい・・・さっき拭いてやったのに、もうこんなに濡れてる」
愛液をすくった指で乳首を刺激されると、恥ずかしいのに気持ちがいい。
もっとして欲しい、その一心でリヴァイの太腿の内側を撫でる。
「どうした、性急だな」
「どうかあまり焦らさないでください」
先ほど、あれだけ抱かれたというのに・・・
我ながら呆れてしまう。
しかし、リヴァイは嬉しそうに目を細めた。
「そうか・・・だが、俺の方はまだ挿れられそうにない」
サクラの背中に腕を入れて、体を抱き起こす。
少し汗ばんだ体が、吸い付くようにリヴァイの肌と触れ合った。
「お前がしてくれるか?」
サクラは頷くと、誘われるまま右手で男根に触れる。
半分だけ首をもたげたそれは、包み込むようにして摩ってやると少しずつ脈拍が強くなっていった。
「ん・・・」
気持ちいいのか、無防備な声が漏れる。
兵士長のこんな姿を知っているのは自分だけだ。
そう思うと嬉しくて、仰向けに寝てくれるよう目で懇願する。
「無理するなよ」
「大丈夫です・・・兵長のこと、いっぱい気持ち良くして差し上げますね」
「お前・・・本当に可愛い奴だな」
たわわな睾丸を持ち上げるように愛撫しながら、竿の裏筋を舐めると素直に反応してくれるリヴァイ。
前はほとんど喘ぎ声を聞くことはなかった。
しかし、今はサクラの愛撫に合わせて声を出してくれる。
幾度も肌を重ねていくうちに自分が成長したのもあるだろうが、リヴァイが自分により心を許してくれたからだと思う。
だから、とても嬉しかった。