• テキストサイズ

【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati

第16章 Light A Fire In The Heart ※




「いいか、サクラ」

覆いかぶさり、優しく頬を撫でる。


「これから俺がお前にすることはすべて、ロゼには一切してねぇことだ」


その言葉を噛み砕くのに時間がかかったのか、首を傾げてリヴァイを見上げた。
そんなふとした表情ですら愛しくてたまらない。


「そして約束しよう。これからお前にすることはすべて、他の女にはいっさいしない」

「リヴァイ兵長・・・?」

「お前が俺のそばにいてくれる限り・・・絶対にな」



まず、ひとつめ。

前髪を撫で上げて、額にキス。
そのまま瞼、頬にも啄ばむように落としていき、最後に唇を重ねた。


「・・・俺が口付けるのは、お前だけだ」



そして、ふたつめ。

指で首筋をなぞり、豊満とは言えないまでも柔らかく膨らんだ乳房を撫でる。
優しく、優しく、円を描くように。


「・・・胸を揉むのも、お前だけだ」



そして、みっつめ。

胸の突起から、今度は腹の溝を伝って恥丘まで指を這わせる。
そして温かく、とろけるような秘部に差し込んだ。

「・・・愛撫をするのも、お前だけだ」

ゆっくりと掻き回すと、サクラは切なげな声をあげてリヴァイの首に腕を回した。


「ア・・・ン・・・リヴァイ兵長・・・」



そして、よっつめ。

リヴァイは空いた左腕をサクラの背中に差し込んで、体を少しだけ抱き起こした。
そしてギュッと抱き締める。

「・・・抱き締めるのも、お前だけだ」


サクラ。
お前がこうして俺のそばにいてくれるなら、これらのすべてはお前だけに与えよう。


俺が触れたいと、口付けたいと、感じさせたいと思うのは、お前だけだ。


確かにロゼとは体の関係を持った。
だが、誓っていい。
これらのどれも、あの女にしてはいない。






/ 781ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp