【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第16章 Light A Fire In The Heart ※
「サクラ、感じているか?」
残念ながら・・・
俺はエルヴィンのように口が達者じゃない。
誤解を招くこともあるだろう。
不安にさせることもあるだろう。
だから、少しでもこの気持ちが届くよう、感じてもらえるよう、行動で示すより他はない。
「はぁ・・・ん・・・」
この指は、サクラが悦ぶ場所を知っている。
どこをどう触れば、どこをどう擦れば、どこまで差し込めば、サクラが善がるかを知っている。
小さな蕾を開き、奥の敏感な突起を刺激すると泣きそうな声をあげた。
「兵・・・長ッ・・・」
「イキてぇのか?」
「ん・・・もう・・・」
涙を浮かべながら頷くサクラの唇にキスをする。
そして、さらに大きく股を開かせた。
「じゃあ、体の力を抜け」
「・・・ああっ」
差し込んだ指を曲げて、腹の方を撫でると声が大きくなった。
グチュグチュと音がしてるのが恥ずかしいのか、顔を両腕で覆う。
「隠すな、お前のイク顔が見たい」
その扇情的な表情を見ているだけで、萎えかけていた自分自身も硬さを取り戻す。
絶頂を誘う指の動きに、サクラの体が大きく震えたかと思うと、大量の蜜を溢れさせながら果てた。