【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第16章 Light A Fire In The Heart ※
「兵長、服を脱いでください。汚れてしまいます」
「・・・完全に主導権を持ってかれたようだな」
リヴァイは少し不満そうだった。
それでもおとなしくクラバットを外し、上着とシャツを脱ぐ。
すると、筋肉に覆われた上半身が露わになった。
上気して、少し肌が赤くなっている。
その扇情的な姿に胸を高鳴らせながら、再び体の中心に唇を寄せた。
「オイ・・・まだ、下は脱いでねぇぞ?」
お構いなしに、腹につきそうなほど反り返った肉棒を咥え込む。
「サクラっ・・・」
不意打ちの刺激に、腰がビクンと震えた。
以前教えてもらった感じる場所に舌を這わせながら、リヴァイを見上げると快感で顔を赤くしている。
そう。
リヴァイ兵長にこんな表情をさせるのは、私だけであって欲しい。
「んっ・・・んむっ・・・」
少々苦しいが、口に含んで吸い上げながら、ピストンのように何度も上下させた。
リヴァイはその強い刺激に耐えながらも、サクラの首が疲れないようにと手で後頭部を支えてやる。
しかし、ものの数十秒もしないうちに、わずかに残っていたその余裕すら無くなる。
「アアッ・・・」
ビクンと大きく痙攣したかと思うと、口の中に苦い粘液が吐き出された。
ロゼはこれを躊躇なく、飲み込むことができたのだろうか。
一滴も零さないよう先端口を軽く吸ってから、サクラも何回かに分けながらすべてを胃に流し込んだ。