【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第16章 Light A Fire In The Heart ※
「私、嫉妬してます」
まったく知らない人がリヴァイにフェラをしたのなら許せた。
もしくは、リヴァイが主体となってロゼを抱いたのなら諦めがついた。
でも、親友がリヴァイに快楽を“与えた”というのは悔しい。
自分がよく知る者の愛撫によってリヴァイが果てるというのは・・・嫌だ。
股間のボタンを外し、下着をずらす。
「おい・・・無理すんな」
「リヴァイ兵長は前に言いましたよね・・・私を絶頂に導くのは自分の仕事だと・・・」
まだ完全に勃起していない陰茎を取り出し、少し強めに根元を握った。
「だったら、兵長に快感を与えるのだって私の仕事です」
「サクラ・・・ッ・・・!」
滑りを良くするため、一度奥まで深く咥えてじゅうぶんに湿らす。
すると、リヴァイの口から吐息が漏れた。
「んっ・・・はあ・・・」
あっという間に硬さを増していくペニス。
さらに手で擦り上げると、太い血管が浮き出て熱を帯びてくる。
すると、リヴァイがとうとう耐えきれないとばかりに呻き声をあげた。
「クッ・・・サクラ、それはヤバイ・・・」
竿を扱きながら、前に教えてもらったカリの部分をグルリと舐めると腰が仰け反った。
やはり、兵長はこれがお好きなんですね。
「気持ちいいですか?」
「・・・ああ、気を抜いたら出ちまいそうだ・・・ッ」
荒くなる息。
その表情は少し苦しげだ。
「はぁ・・・はぁ・・・少しッ・・・緩めろ・・・」
濡れる先端を親指で円を描くように滑らしながら、竿を丁寧に舐める。
このまま果てて欲しい気もしたが、それではロゼに負けてしまう。
リヴァイにも一息つかせるため、一旦口を離した。