【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第16章 Light A Fire In The Heart ※
リヴァイはゆっくりとサクラから離れると、大きなベッドの隅に座った。
「2週間前・・・エルヴィンと一緒にシーナへ来た時のことだ。あの女・・・ロゼが俺達の宿にやってきた。前々から知っていたが、エルヴィンの馴染みだとばかり思ってた」
「・・・・・・・・・・・・」
「だが、その夜は俺の部屋に来た。俺と寝て、エルヴィンの顔を潰したい。そう言っていた」
団長の顔を潰す?
ロゼはどうしてそんなことを・・・
「当然、興味無い女とはヤるつもりねぇと言ったが、ロゼは引き下がらなかった」
リヴァイの目の前でガウンを脱ぎ、一糸纏わぬ姿になったロゼ。
その瞳は冷酷で、エルヴィンを苦しめることだけを考えているようだった。
「あいつは、まったく勃ってねぇ俺のモノを咥えた・・・それで、まあ・・・しゃぶられてるうちに反応しちまって、あいつの口の中に出して終いだ」
本当は・・・その間にいろいろあったのだが、そこまで語るべきではないと判断した。
きっとサクラを怖がらせてしまうだけだろう。
いや、むしろ自分もやると言い出したら困る。
「・・・それだけ・・・ですか?」
「ああ、そうだ」
「・・・・・・・・・・・・」
サクラはしばらく黙ったままでいた。
数分後、座っているリヴァイの足元に跪き、両膝を左右に割る。
そして、その奥の中心部に触れた。
「おい、サクラ・・・?」
スボン越しに手の平でその部分を揉むと、柔らかな刺激に反応して膨らみを増す。
「兵長」
「・・・なんだ」
「自分で質問をしたくせに、何を言っているんだと怒られても仕方がないですが・・・」
「別に怒らねぇよ。どうした?」
眉根を寄せて俯くサクラの髪を撫でてやると、少し拗ねたような顔で見上げてきた。