【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第14章 Blow-job and Heart-job ※
「へ・・・兵長、ここじゃ嫌です」
「あ?」
ちゃんと裸になって、密着できる場所でしたい。
思う存分、リヴァイの欲望を受け止めたい。
それに・・・
思う存分、リヴァイに欲望を受け止めてもらいたい。
「早くお仕事を終わらせてください」
そう言って、端に寄せてある書類の山を指差した。
「・・・ああ、そうだな。まずはエルヴィンの野郎に頼まれた仕事を片付けてからじゃねぇと、気になってしかたねぇ」
ため息を吐き、体を丸めてサクラの脚の付け根に舌を這わせる。
掃除をするように、滴る愛液を丁寧に舐めた。
「俺の部屋で待ってろ。この仕事が終わったらすぐ行く」
「はい・・・」
リヴァイの髪を撫でながら、無邪気だが扇情的な表情で微笑む。
「早く来てくださいね。じゃないと自分で慰めちゃいますよ」
「触るくらいならいいが、イクなよ。それは俺の仕事だ」
心から愛おしそうにサクラを見つめ、もう一度唇にキスをした。
「腹の奥まで抉ってやるからな、覚悟しとけ」
3か月分を取り戻そう。
次の日、立てなくなってもいい。
腰が砕けるまで、脳が溶けるまで、快楽に耽ろう。
そうしたってまだ、この愛情は留まることを知らないのだから。
その夜、二人は空白の時間を埋めるように互いの肌を求め、熱を交換し合った。