【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第14章 Blow-job and Heart-job ※
仕方なく、言われた通りにズボンを下ろす。
「・・・あまり見ないでください」
「できねぇ相談はするな」
下着には布を折り畳んだナプキンがあてがわられている。
リヴァイはその表面に指を這わせた。
「ずいぶんと湿ってるようだが、これが“血”か?」
掬いあげると、それは透明な愛液。
羞恥心から、サクラはリヴァイから目を逸らした。
「俺のチンポをしゃぶりながら、相当濡らしていたようだな。そんなに興奮したか」
“どこまでも可愛い奴め”
吐息混じりに耳元で囁く。
「だって兵長が、普段は絶対に聞かせてくれないような声を出すから・・・誰だって好きな人の喘ぎ声を聞いたら濡れちゃいますよ」
反撃のつもりで言った言葉が、どうやら逆効果だったらしい。
両膝を広げるように持ち上げられ、秘部を剥き出しにさせられる。
「俺の声をもっと聞きたいか?」
「・・・はい」
「なら、まずはお前の声を聞かせろ」
リヴァイは体を屈めると、サクラの股の奥に唇を寄せた。
「ダメです! そこは汚いし、蒸れて匂いが・・・」
「安心しろ。俺は掃除が得意だ」
慌てて隠そうとする手をどけ、トロトロと濡らす蕾に口をつける。
血。
汗。
愛液。
すべて混じった匂いがリヴァイの鼻をくすぐる。
「・・・すげぇ濃い匂いだな」
「本当にやめてください」
恥ずかしさに耐えきれず、両腕で顔を覆った。
そんなことにはお構いなしに、リヴァイはさらに量を増す蜜の匂いを堪能する。
「たまんねぇ・・・」
不思議と、臭いとも汚いとも思わなかった。
これが他の女のものだったら、吐き気をもよおしていたかもしれない。
でも、サクラのものだと思えば、その匂いが濃ければ濃いほど、強ければ強いほど、背筋がゾクゾクする。
一滴残らず舐めとってやりたい。