【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第14章 Blow-job and Heart-job ※
「・・・ソレをどうするつもりだ?」
怪訝そうに聞いてくるリヴァイ。
「ちょっと待て、お前・・・」
何か嫌な予感がしたのだろう、サクラの肩を掴んだ。
手で扱いてくれるものとばかり思っていた。
しかし、まさかとんでもねぇことをするつもりじゃねぇだろうな。
そして、その予感は的中となる。
軽く口を開けると、舌先でリヴァイ自身の先端を舐めた。
「サクラっ!」
慌ててサクラの頭をどけようとした。
しかし、一瞬早く竿の半分まで咥えこまれる。
「やめろ、汚ねぇだろ!」
さすがのリヴァイも焦った声を出した。
体を洗った後ならまだしも、今日は普通に便所に行ったし、精液のカスも溜まっているかもしれない。
「サクラ、いいからやめろ!」
しかし、自分の気持ちとは裏腹に、男根はサクラの口の中で大きさを増していった。
「・・・くっ・・・」
ぎこちない舌遣いだが、裏筋を舐められて腰が引ける。
やばい、と思った。
リヴァイにとってこの行為は馴染みの無いものではない。
しかし、相手がサクラということがまずい。
眉間を寄せ、余計な欲望が湧き上がらないように息を整える。
娼婦にしてもらう時はいつも頭を鷲掴みにし、主導権を持って喉の奥まで突いた。
“ 歯を立てんじゃねぇぞ。吐きたくなったら、向こうを向いて吐け ”
どんなに苦しそうな顔をしても、嘔吐しても罪悪感は無かった。
舐められる程度ではイケなかったし、娼婦を蹂躙することで支配欲を慰めることができた。
だけど、サクラにはそれを強要するわけにはいかない。
ただでさえ執着心を抱いているのに、そのうえ支配欲まで出してしまったら壊してしまう。