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【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati

第14章 Blow-job and Heart-job ※



「あの、じゃあ3か月だったら・・・?」
「は! 俺だったら売春宿で娼婦を買うね。タマが破裂しちまう」
「・・・・・・・・・・・・」

サクラが押し黙ると、ナナバはゲルガーを睨んだ。
その一方で、このバカの言う通りかもしれない、とも思う。

「まあ・・・ゲルガーは大げさだけど、リヴァイのイライラはそこからきているのかもしれないね」

そうなのか・・・
別に自分はリヴァイを拒んだことはない。
むしろ、求めてくれるなら喜んで身を捧げるのに。

「私のケガが治るまで一切そういう行為はしないと、兵長が言ったんです」
「でも、もう完治してるんでしょ。なら、なぜ?」
「はい、数日前に完治してるって言われました・・・でも」

言いにくいのか、顔を赤くしながら俯く。


「そのタイミングで私が生理になっちゃって・・・」


それを告げた時、確かにガッカリしたような顔を見せていたような気がする。
でも何も言っていなかったから、そこまで気にしてないのかと思った。


「ということは、まだご無沙汰ってわけ?」

さすがのナナバも、それは可哀想だと同情するような表情を浮かべる。
それを見てサクラは余計に悲しくなった。

やはり、兵長にとてもつらい思いをさせているんだ。

「私、兵長に売春宿に行ってもらうようにお願いしてみます」
「そりゃダメだよ、サクラちゃん」
ゲルガーが少し真面目な顔で、首を横に振る。
「同じ男だから分かるけど、好きな子からのそういう気遣いは絶対に嫌だし、よけい頑なになる」
「でも・・・まだ無理そうなんです。いったい、どうしたら・・・」

すると、ゲルガーがプッと吹き出した。



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