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【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati

第14章 Blow-job and Heart-job ※




「・・・悪い、ちょっと今日はイラついてた」
「兵長・・・」

そのままサクラの手を引き、一緒にベッドに座る。
最初に首筋にキスすると、もう一度唇に口付けた。

「こうして二人っきりになると頭が冷える。本当に悪かったな」
「いいえ。私の方こそ、心配かけてすいませんでした」

サクラも気持ちに応えるようにリヴァイの首へ両腕を回すと、濃厚なキスをねだる。


帰還して以来、まったくセックスをしていない。
リヴァイに舌で口内を愛撫されているうちに感情が昂り、サクラは自らシャツのボタンを外そうとした。

しかし、その瞬間にリヴァイの唇が離れる。


「ダメだ。今日はヤらねぇ」

「え・・・?」


どうして・・・?

ショックを受けた表情を浮かべるサクラの頬を、リヴァイは優しく撫でた。


「ケガが完治してから、だ。それまでは何があるか分からん」

「・・・・・・・・・・・・」

「そんな顔をするな。俺だって我慢してる」


そう言われてしまっては、無理にねだることはできない。
こうなると、さっさと完治したと言ってくれない医師を恨めしく思ってしまう。

「分かりました・・・あと2週間ですよね・・・我慢します」
「・・・よし」

結局、何もないままリヴァイの腕に抱かれながら横になる。
優しく髪を撫でてくれる手が眠りを誘い、ゆっくりと目を閉じた。



「すー・・・」

しばらくして寝息を立て始めたサクラを見つめているうち、リヴァイはだんだんと苦しくなってきた。

「・・・・・・・・・・・・」

ゆったりとしたシャツの胸元から覗く谷間から目を離せない。

ムラムラと欲望が湧き上がってきた。






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