【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第12章 Ignite Me
「リヴァイ兵長」
「・・・・・・・・・・・・」
サクラはズボンを脱ぎ、シャツのボタンを外してリヴァイの前に立った。
「私は嬉しいです」
優しい手がリヴァイの両頬を包み、そっと上を向かせられる。
「リヴァイ兵長がそこまで私のことを心配してくださっていて・・・」
「サクラ・・・」
「私の体が男の人を欲情させるとしたら、それは貴方のためだけです」
パサリとシャツも床に落ちる。
形良く張った乳房の中央に、赤く熟れた蕾。
そして、そのすぐそばにはリヴァイが昨晩付けたキスの痕が色濃く残っている。
ギシリとベッドが軋んだ。
「まったく、ついこの間まで処女だった女の言葉とは思えねぇな」
「・・・嫌ですか?」
「いや、」
リヴァイはサクラを抱きすくめると、ベッドにそっと寝かせる。
そして、熱っぽい瞳で見下ろした。
「すげぇ好みだ」
そう囁き、蕾を美味そうに口に含んだ。