• テキストサイズ

【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati

第11章 Hiss And Kiss ※



「そうだったんですか・・・」
「射精する時なんて、そりゃあミジメなもんだったぜ」
「・・・・・・・・・・・」

サクラは少し考えていたようだが、ふと顔を上げると無邪気な笑顔を見せる。

「今度、兵長が一人でしているところを見てみたいです」
「あ? 壁外調査の時に見せただろうが」
「あれは、精液を出すためにちょっと擦っただけじゃないですか。最初から見たいです」
「いったい、どういう好奇心だ。そもそも見せモンじゃねぇし、見たって引くだけだぞ」
「え~・・・」
思いっきり残念そうな表情のサクラに、ため息が出る。


まったく・・・コイツは本当にわかってねぇな。


「あのな・・・お前が目の前にいるのに、何が悲しくて自分でシゴかなきゃなんねぇんだ。お前の手でしてくれるならともかく、拷問以外の何物でもねぇぞ」

「・・・そういうものですか?」

「そういうもんだ」

まあ、サクラの自慰なら是非とも見てみたいが。
頬を赤く染め、物欲しそうな顔をしながら秘部をまさぐっている姿を想像すると、かなり興奮する。

あぶねぇ。
また勃起しかけるところだった。


「・・・お前は本当に男を分かってねぇな」

そういうところがたまらないんだが、同時にやっかいだ。


肘をついて体を起こし、頬にキスをするとサクラは柔らかく微笑んだ。


「じゃあ兵長・・・これからいっぱい教えてくださいね」


心も、体も気持ち良くなることを。


「ああ、そのつもりだ」

俺が全てを教えてやる。
だから、絶対に他の男のモンになるんじゃねぇぞ。

「だが、覚悟しとけよ。俺は物を教えることに向いてない」

「知ってます。でも、私も根性はある方ですから安心してください」


だって、調査兵であり、ハンジ班所属ですから。


そう言って微笑むサクラに、リヴァイは目を細めた。


/ 781ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp