【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第11章 Hiss And Kiss ※
「兵長・・・」
サクラはリヴァイの胸に顔をうずめると、布団の中で手を握った。
「・・・ありがとうございます」
「礼はさっきヤる前に聞いた」
そっけなく言うけれど・・・
本当に優しい人。
あれだけ抱いてもらったのに、もう触れて欲しくなっている。
「・・・あの・・・」
「・・・なんだ?」
耳元で聞こえる低い囁き声に、キュッとアソコが熱くなる。
「いつかまた・・・さっきみたいにしてください・・・漏らさないよう、ちゃんと耐えますから」
「・・・何言ってる」
サクラの顎を持ち上げ、自分の方に向くよう促す。
「次はクソも垂れ流すぐらい感じさせてやる。耐えるヒマは与えねぇ」
「ひっ・・・! じ、じゃあ遠慮しておきます」
「冗談だ」
真顔で言うから・・・冗談に聞こえない・・・
この前は唾液を飲ませろとか言うし・・・
普段の潔癖さを知っているから、どう反応していいのか分からなくなる。
「リヴァイ兵長の冗談って・・・ちょっと・・・というか、かなり怖いです」
「お前には随分と我慢させられたからな。少し意地悪なことを言ってやりたかっただけだ」
「我慢・・・そんなになさっていたのですか?」
「・・・・・・・・・・・・」
すると、リヴァイは繋いでいた手を放すと、サクラの乳首をまさぐった。
「ッ・・・」
まだ余韻が残っているせいか、感じてしまう。
「リ、リヴァイ兵長っ・・・」
「こういうことをしたかったが、お前が無防備すぎて逆に手を出せなかった」
「ひぁっ・・・」
仕返しとばかりに、爪でピンッと弾かれて声が漏れてしまった。
「そうだ、そういう声も聞きたかった」
「でも・・・そんな素振りは見せなかったじゃないですか」
「意地張ってたからな。お前が寝た後、一人でシコッてた」
本当は2~3度、我慢できずに体を触らせてもらったことは内緒だが。