【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第8章 Beneath A Gentle Shower ※
リヴァイの手がサクラの腰にあてがわれ、動くように促される。
助けてもらいながら上下に体を動かすと、リヴァイの息も上がっていった。
切なそうに顔をしかめて、サクラの唇を何度も貪る。
気持ちいい。
サクラの中の肉茎がさらに大きさを増した。
「ッ・・・愛してる、サクラ」
ここは壁外。
いつ死んでも不思議ではない地獄の世界だ。
しかし、愛し合う二人を祝福するかのように、桜の花弁が舞う。
「兵長・・・で・・・出そうな時は言ってくださいっ・・・」
「・・・・・・・・・」
すると、リヴァイが余裕の無い瞳を向けてきた。
もう、近い。
サクラは腰を浮かせて抜くと、まだ反り勃っているリヴァイの竿を握ろうとした。
しかし、そこではなく先端を触るように促される。
「・・・ここを軽くさすってくれるだけでいい」
指先でほんの少し触れただけで、引き締まった腰がビクリと反応した。
人類最強の男の扇情的な表情にサクラの心臓が高鳴る。
すごく綺麗だと思った。
自ら絶頂まで追い込むため竿を上下に扱くリヴァイが、空いている方の手でサクラの後頭部を掴んだ。
そして、強引に上を向かせて唇を塞ぐと、舌をねじ込む。
「んっ・・・」
どちらのものか分からない唾液が首筋をつたう。
激しく口内を掻き回され、サクラの体から力が抜けそうになった。
頭を掴まれているから、かろうじて中腰でいられる。
サクラの手の中にある亀頭はもうパンパンに膨れている。
刺激を加えていた手が強張り、リヴァイが苦しそうな声をあげたかと思うと、生暖かい精液がジワリと手に広がった。
嬉しい・・・
その瞬間、心からそう思えた。
本当はひとつになったまま果てて欲しかったが、それだとリヴァイは自分を責めてしまうだろう。
こんなに激しく、そして優しく、愛してくれる。
胸が苦しくなるほどの幸せを感じ、汗ばむ兵士長の首筋にキスをした。