【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第8章 Beneath A Gentle Shower ※
これ以上は・・・もう・・・
言葉にならない声を上げた瞬間、リヴァイが指を抜いた。
膣口からとろりと大量の愛液が流れ出て、失禁してしまったのかと一瞬焦る。
「・・・悪い、本当にもう我慢できねぇ」
苦しそうに眉をしかめながらサクラを見つめ、ズボンのジッパーを下ろす。
すると大きく反り返った肉茎が、ようやく圧力から解放されたとばかりに飛び出した。
初めて目にするリヴァイ自身。
焦らされ続けたためか、すでに先端がトロトロと光っていた。
「挿れるぞ・・・もしつらかったら言え」
こんな状態になってまで、気遣ってくれる兵士長の優しさに涙が出そうになる。
「はい・・・」
恐怖よりも、喜びの方が遥かに大きい。
「足をもう少し広げろ」
そしてサクラの腰の下に丸めた衣服が差し込まれた。
きっと、苦痛が和らぐようにとの配慮だろう。
膣口に指よりも太く、硬いものがあてがわれる。
この感触は前にも経験がある。
しかしあの時とは違い、今はそこにリヴァイがいると思うだけで快感が押し寄せた。
「一気に奥まで挿れるが、いいか?」
「きっと・・・その方がいいと思います・・・」
痛みで情けない声を出す前に、全て飲み込んでしまいたい。
「・・・・・・・・・・・・」
グィッと侵入してくるリヴァイ自身。
それを受け入れようとするサクラ。
二人の想いを後押しするように、優しい風が吹いた。
「アァッ・・・」
やはり痛い。
指だけの時とは比べものにならない。
しかし、何故か耐えられる。
悦びすら感じた。
「リヴァイ・・・兵長・・・」
何とか根元まで入ったらしく、腹の奥まで圧迫感が広がる。
今・・・ひとつになっているんだ。
痛みに勝る幸福感でリヴァイを見た瞬間、驚きで瞳が大きく広がった。