【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第8章 Beneath A Gentle Shower ※
恥ずかしいという気持ちと一緒に、今まで得たことのない感覚が襲ってくる。
「アッ・・・」
抑えようと思う前に出てしまった声。
それがリヴァイを加速させる。
膣口の上にある小さな突起を吸うと、背中が仰け反った。
その姿をもっと見たくて、今度は舌で上下左右に刺激する。
冷静を保とうとする頭とは裏腹に、体の熱は高まっていくばかり。
愛撫に素直に反応するサクラが愛しくて堪らず、リヴァイはいったん動きを止めた。
そして、羞恥に耐えながら顔を覆っているその手をどける。
「指を入れるが、だいじょうぶか?」
「は・・・はい」
「我慢できなかったら言え」
頷いたサクラの頬に優しくキスをして、太ももを大きく開かせる。
そこはじゅうぶんといっていいほど、濡れていた。
中指で愛液をすくい、ゆっくりとほぐすように指を差し入れる。
いくつもの温かくて柔らかいヒダが絡みついた。
「んっ・・・」
痛いというよりも、異物感と圧迫感が襲ってくる。
「今、中指の第二関節まで入れてる。一回、深呼吸しろ」
言われた通りにすると力が抜けたのか、リヴァイの中指を根元まで飲み込んだ。
しかし、人差し指が入ってくる感触に気づいた直後、痛みが襲った。
「・・・・・・・・・・・・」
痛い。
声には出さなかったものの、反射的に脚を閉じようとしてしまった。
「痛いんだな?」
「・・・いいえ」
この程度で痛いなどと言っていたら、リヴァイを受け入れられない。
「私に構わず、や・・・やってください」
自分ならどんなに乱暴にされてもだいじょうぶだ。
それは、アルバートの件で証明されている。
しかし、リヴァイはあくまで優しかった。
二本の指を巧みに使って、サクラの奥の緊張をほぐしていく。
そのおかげで、だんだんと痛みから甘い痺れのような感覚へと変わっていった。
「兵長っ・・・」
助けを求めるように呼んだのは、無意識だった。
甘いと思っていた痺れは、とうに快感へと変わっていた。
リヴァイの指先がヒダを掻き分け、壁をこする。
かと思えば、トントンと軽く叩いたり、出し入れしたりする。
体の芯の熱が上昇していき、緩やかに意識が遠のきそうになった。