【リヴァイ】Calmi Cuori Appassionati
第8章 Beneath A Gentle Shower ※
「でも、魅力はないですよね・・・」
「そんなことはない。あまり顔に出ないから伝わらないかもしれんが・・・」
リヴァイは腰を少し落とし、サクラの太ももに下半身を触れさせた。
「俺は今、ものすごく興奮している」
そこにあったのは、硬く隆起した陰茎。
早く自由になりたいとばかりに、ズボンを押し上げている。
サクラの素肌を目の前にして、冷静でいられるわけなどなかった。
首元のクラバットを外し、シャツをはだけさせるとサクラ以上の筋肉で覆われた体がのぞく。
白い肌がいつもよりほんのりと赤いのは、気持ちが昂ぶっているせいか。
そして、もう一度サクラに覆いかぶさり乳房の周縁を撫でる。
人差し指で中心の突起に触れると、体がビクリと反応した。
さらに下から持ち上げるように揉み、その敏感な部分を舌先で刺激する。
思わず声が漏れてしまった。
「・・・・・・!」
リヴァイが顔を上げたので、慌てて口を手で抑える。
「・・・気にするな」
「でも」
・・・恥ずかしい。
抑制のきかない声など聞かれたくない。
「何も恥じることはない」
「・・・・・・・・・・・・・」
アルバートに犯された時、苦痛で声を上げただけなのに喘ぎ声と勘違いされた挙句、あざ笑われた。
その惨めな記憶が蘇ってしまう。
しかし、どうしてもそこを摘ままれたり、舐められたりすると声が漏れそうになる。
サクラは葛藤しながら、潤んだ瞳でリヴァイを見上げた。
「・・・クソ・・・そんな目で俺を見るな」
「・・・?」
なぜか自分よりも苦しそうな顔を見せる。
「もう一秒も我慢できなくなるだろ」
そう言ってリヴァイは、サクラのズボンのベルトを外した。
一瞬、悪夢が蘇って体が強張ったが、相手は兵士長だ。
だいじょうぶ。
サクラは自分に言い聞かせ、脱がせやすいように腰を浮かせた。