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【イケメン戦国】月の兎は冬に焦がれる

第1章 享楽主義



















「…おい、女。生きているのか。

それとも死んでいるのか…答えろ」



次に意識を取り戻した時には、私は地に横たわっていた。
誰かが心配して、声をかけてくれている…
わぁ、私生きてるよー、あの高さから落ちたはずなのに!奇跡!



…そう答えたいけれど、ゆらゆらとした意識は定まらず、まるで自分の身体じゃ無いように動かない。
そのまま微睡みの中に揺蕩う私を、声の主は力強く抱き上げてくれた――





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