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【イケメン戦国】月の兎は冬に焦がれる
第4章 刹那主義
「やあ、俺の天女…謙信も。
今日も鍛錬か?精の出る事だ」
「誰が誰の天女だ、信玄」
「二人とも並んで詰まらそうな顔をしていたな…
良い天気なのに、勿体無い」
謙信様が天女の部分に噛み付いたのに、きゅんとするも。
信玄様は全く意に介さない様子で、またにっこりと…
いや、にやり、と。
何かを企んでいるような笑顔で、口を開く。
「そこで俺が、ちょっとした余興を用意したんだが。
…勿論二人とも、参加するだろう?」
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