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【イケメン戦国】月の兎は冬に焦がれる
第3章 耽美主義
「そうでしたね、幸村…彼女、すずさんは元気なのか」
「すずさん!?誰それ!可愛い名前っ」
「幸の恋人だよ、」
「か、彼女…彼女いるの…!?」
幸村が私の問に、これでもかって言う程の照れ顔で頷いた。
元々お酒で血色の良い頬を、さらに赤く染めて。
いつものツンデレは何処に行ったの、なんて目を剥きそうになる。
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