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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第11章 その真意※裏


目が覚めたのは、体の違和感と自分の声だった。

「ひッ…やっ、ぁ!」
「ッ…○○、起きた?」

零の陰茎が…私のナカに挿入っていて。
起きた?なんてまるで朝食を確かめるような優しい口調で聞いてくるから…首を横に振った。
目を合わせれば、優しい零の顔。
何もかも意味がわからない。

「まっ、鍵…ッ、ぁっ、そこやだぁ…!」
「ああ、チェーンロックなら一旦壊したよ。あとで修理呼んで直しておく」
「零…っ…グリグリしないでぇ…っっ」

腰を深く突き、子宮口に陰茎の先がグリグリと押し付けられるようで。それが苦手で。
…苦手なのにとても、気持ちよくて。
言葉とは裏腹に何度も締め付けた。

「いつから気づいてた?盗聴器」
「…っ、…エッチしたいだけなら…やめてっ」
「○○、それは自分のココ…触ってから言おうな?」

零に手を掴まれ、結合部を触らせられる。
我慢し続けたそこはこれまでにないくらい濡れていて…ぷくっと腫れた陰核が触って欲しいと主張していた。

「○○…自分で触って乱れて」

零の言葉は魔力みたいだ。
縛られてもないのに縛られてるようで。
触りたくないのに、腫れた陰核と胸の突起にそれぞれの手を伸ばし己で刺激を与える。
零はその光景に陰茎をまた大きくして…
何度も何度も、零が達するまで…行為が続いた。



自分が達した回数は覚えていない。
…なんなら、寝てる最中にだって達してただろう。
意識していたのは7回くらいまで。やばいと思った時にはもう…夢中で零にしがみついて腰を振っていた。

「○○、シャワー浴びるか?」

いつもの優しい口調で。まるで何もなかったみたいに話しかける零に返事は返さなかった。
その声から背中をむけていると、背中に零の体温を感じた。
抱きしめるでもなく、ただ後ろに添い寝するように。

「……なんでこんなときだけ優しいの」
「○○…顔向いて」

嫌だ、と首を振れば優しく頭を撫でられて。

「…○○の寝顔にムラついた」

ごめん、と耳元に口付けられたそれは予想していなかったとんでもない理由で、振り返った。
…やっと目があったと笑われて。

「寝てるとこ襲ってごめん」

…予想していなかったその理由と謝罪に、小さく頷いて…向き合う体制のまま零に抱きついた。


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