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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第80章 怖さ※裏


思わず笑った私に、慣れたもんだな、と零が小さく呟いた。
…その言い方が軽蔑を含んだように聞こえて…悲しくなった。
全部、零に教えてもらったことなのに。
挿入れるぞ、と声をかけられて浴槽の縁に手を置き、腰を掴まれた。
顔が見たい。
見せてくれない。

「ンッ…ぁっ」
「声、我慢しなくていいから…」

しなくていい、というか、できないんだけど。
陰茎を挿入れてほしいのに、零は指だけでイかそうとしてくる。
立ったままの足は快楽に震えて泣きたくなる。

「…指だけで、こんなにも愛液が内股垂れてるけど?」
「ちがっ……わ、ないけど…零…お願、…」
「挿入れてほしいって?」

私が求めてるものを知ってるくせに。

「…ナカにたくさん出しても良いか?」
「っ…だして欲しい…ナカ、零のでたくさん…っ」
「わかった…今日はピル飲むなよ」

というか、と言葉を続けながら陰茎が…ゆっくりと挿入ってくる。
蜜口を広げるように…ゆっくりと奥へ。

「れ、い…っ…待っ、深い…ッ」
「激しくない分、…いつもより明確に俺を意識できるだろ?」
「そ、だけど…っ、で、も…んぅッ…」
「ほら、…ここ、子宮の入り口にグリグリしたら…○○、ヤらしい顔になる」
「ひッ…ぁ、そこ…っ、困るぅ…っッ!」

気持ち良くて、困る。
ズンズン、と軽く腰を揺らすから…子宮に響く。…零の子供が欲しい。
今、多分…私も零も同じこと考えてる。
駄目なのに。
これ以上、零の足手まといを増やすわけにはいかないのに。

「○○…っ、…大丈夫か…?」
「んっ、大丈夫…から…っ、足りな…ッ」

いつも激しくするのに。
こんなゆっくりなセックス…物足りなくて。

「零」

浴槽の縁に右手をついて振り返りながら左手で左足を持ち上げる。
繋がっているところが…はっきりと見えて、締め付けがキツくなる。

「ゆっくりじゃ…足りないよぉっ…」
「っ…あぁ…それで?どうされたい?」
「零の…っ…零のおちんちんで…○○の子宮…めちゃくちゃに突いて…?」

なんでそんなことを言ったのか。
ただ、私に夢中になって欲しかった。
零にこの行為に溺れて欲しかった。
激しくて乱暴だけど優しくて…

「煽ったこと…後悔するなよ?」

孕ませてやる、と囁かれて…膣内がまたキュッと期待に締め付けた。



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