• テキストサイズ

【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第80章 怖さ※裏


零が反応を確かめるように胸を触ってくるのが…なんだか負けず嫌いが働いてしまって、零の陰茎に手を伸ばした。
キスが深くなる。抱き上げられていた足が床に着いて、キスをしながら水が入ってくるから…息ができなくて苦しい。

「○○、好きだよ」

水が滴る零が、私を見下ろしながら…欲を含めた声音で囁くから。

「俺が抱きたい」
「っ…ばか…」

そんなこと言われたら。
そんなこと言われたら…
何もできなくなる。

「そのまま触って…」

手が緩みそうになる私に、零が手を掴んで求めてくる。
好きだ…どうしよう。
どうしようもないくらい、好きだなって…

「ここで抱かれるのと、ベッドに行くのと…どっちがいい?」

零が甘くて優しくて…久しぶりすぎるほどに零を純粋に感じている気がして。

「優しく抱いてやる」
「零…急に、いつも通りになった」
「…○○が、俺を求めてるから」

俺だけを、と口づけられて…私も陰茎を触る手を早める。
零に気持ちよくなってほしい。
零が、気持ちよくなってほしい。

「○○…っ、…待て…っ」

零が私の手を握ってそれ以上刺激を与えるのをやめてほしいと訴える。訴える目は…もっと欲しいと言っているようで。
本気で抵抗するなら、零は…強い力で掴んでくるはずなのに。
その手は緩くて…キスを深めて、陰茎への刺激を与える。

「○○…っ…出る…っ」

舌を絡めて歪めた顔が…あまりにも、色っぽくて。

「零…っ…もう少し…我慢して」

陰茎に触れながら口づけをやめて、膝をついて…

「○○…っ、ばか…!」

陰茎を躊躇いなく口に含んだ。
陰茎に舌を絡めようとしたら…零の手が、後頭部を押さえて喉奥へ腰を打ち付けた。
喉奥を突かれて、吐きそうだった。
視線だけ向けた先に、零が気持ちよさそうにするから…
もっともっと…零に感じて欲しくて。
零が腰を打ち付けるタイミングに合わせて、口をすぼめて…苦いはずの精液はとても甘く感じて…
クッ、と声を堪えて陰茎を押し付けるように喉奥に吐き出された精液をゴクゴクッと飲み込んだ。
…いつも飲んでるサラッとした感じじゃなくて。ドロッとした喉奥に残るそれに…

思わず、微笑んでいた。


/ 687ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp