【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第51章 予約※裏
零が少しだけ意地悪に膣内を突いたけど…ゆっくり抜いて…向き合うように抱きしめあった。
キスをして、手を繋いで…
「…○○、…」
目があって、口づけた。
愛してる。
傷つけてごめん。
舌を絡めて、指を絡めて。
濡れてく体は、素直で。
「○○……やっとその顔、見れた」
「…ん?」
「蕩けてる顔」
何度も言われてるそれに、やはり今もどんな顔かわからなくて。
「…零が、好き…」
嬉しそうに笑う零に、抱きついた。
「○○、…ごめん」
シないから、と言いながら…胸板に頭を抱きしめられながら、片手で蜜口を触る。
「待っ」
「イき顔、見たくて」
待って待って、と繰り返しても待ってくれなくて。
見上げて文句を言おうとすれば、口づけを落とされて。
愛してる。
本当は、…零が気持ちよかったらそれで良いのに。
零が嬉しそうなのが嬉しい。
零が気持ち良いと、私も気持ち良い。
だから…
やっと伝わる零の気持ちが、嬉しくて。
「ぁっ、イっちゃいそ…っ」
「イって」
零が優しい声で。
目があって、好きだって言われて。
唇が、熱い。
舌が絡んで愛おしい。
「んああぁ…っ…!」
ビクビク、と…体が震えて。
絶頂を迎えた私の膣内から指を抜いて…零が、その指を舐めた。
「甘い…」
絶頂を迎えた体は、熱くて。
瞼が重たい。
「おやすみ」
零が、優しい声で。
落ち着く心臓の音。
体温。
…ずっとこうしたかった。
目が覚めて、零の腕の中。
「…零…?」
「ん?起きたか」
いつから起きてたんだろう。
本をとじて…零がキスを落としてくる。
「…本、読んでたの…?」
「あぁ、…離れたくなかったから」
「することなかったから、でしょ」
キスをねだると触れるだけのキスをされて。
「よく寝た…気がする」
「そりゃ、…9時過ぎてるし」
「なにそれ…起こしてよ、馬鹿」
「起こしたら勿体ないだろ?」
なにが勿体ないのか、小さく笑ってしまって。
愛おしい零。
「…シャワー浴びたら、出かける準備しような」
「どこに、行くの?」
「昨日の話の続き」
行き先を聞いたのに、零はなんだか違う回答が来て。
「…よくわかんない」
もう少し、この腕の中にいたい。
零に強く抱きつけば、仕方ないなって優しく笑われた。
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