【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第50章 全部受け止めて※裏
零が…ごめん、と甘く囁いてキスをする。
…そのごめんは多分…服もちゃんと脱いで無い、この状況のこと。
唾液を混じり合わせるようなキスに…心が落ち着いて。
「…零…ちゃんと、…脱ぎたい」
「……下着…新しいの買った?」
いちいち、気づかなくて良い…
ブラのホックを外して、零が私を脱がしながら…
「…零の、馬鹿…」
嬉しかった。
そんなくだらないことに気づいてもらえるのが。
…嬉しかったんだ。
「零も脱いで…?」
私は何も纏わない姿にされていて。
全て、床に落ちていて。
零が跨りながら…目の前で服を脱いでいく。
零が好き。
どうしようもないくらい、貴方が好き。
「…あの男と話し合い終わったのか?」
「…んー?…あぁ、…終わったよ。それに、元から…応援してくれてたし」
最後のキスは、よく分からなかったけど。
「……零、…ちゃんと話すなら…」
「どっちも」
「っ…無理っ…」
ちゃんと話すなら体起こしたい。
スるなら…もっとシたい。
そういう意味で言ったのに、零は我儘になって。
「…○○が足りない」
「そんなの…っ…私だって足りない」
「………舐めて、○○」
零が体を起こして壁に背中を預け…陰茎を手で扱き…私を誘う。
…零が、自分でシてるとこ…初めて見て。
○○、と何度も私の名前を繰り返すから…
「○○、…○○の口に…挿入れたい」
私の…愛液と、零の先走りが混ざって…
「…っ…零が自分でシてるの…エッチだよ…っ」
「ん?…ふ、興奮したのか?」
舐めたかった。
舐めて零を感じさせたかったのに…
「挿入れて欲しい…っ」
顔が真っ赤になりながら…蜜口に求めた。
零が欲しい。
欲しいんだ。
「ばか……凄く、…エロい」
「…零…自分で、スるの…?」
「○○は?」
「……スる、よ…?」
知ってる、と甘く笑われて…
「今朝もシてたもんな」
…バレてた。
「こんなに興奮するのに…寝れるわけないだろ?」
「…っ…零は…、シた?」
私とシてないこの期間に。
「………シてない」
「?…何その間」
「…溜まったけど……それ以上にお前のそんな姿今頃他の男が抱いてると思うと無理だった」
抜こうとして…私を思い出しては、それ以上できなくて。
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