【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第40章 デート※裏
シャワーを浴びて服を着替えた。
服に悩んでいたら、着替え終えた零が入ってきて零の好みで服を選ばれた。
零の運転で…
どこに向かうか話しても思い浮かばなくて。
「遊園地、水族館、テーマパーク」
「……なら、水族館」
「山、川、海」
「……どこでも」
「食べたいものは?」
「…あー、…」
運転をしながら候補を挙げて。
「……零の料理」
「自宅に戻りますか」
思いつかなくて。
笑ってしまって。
「だってー!」
「…僕も○○食べたいですし」
食べごろのようなので、とからかわれて。
…というか…
食べるならもっと食べてほしい。
そんなことを思ってしまって運転中の零の頬にキスをした。
「……デートが良い」
「わかってますよ」
「水族館行きたい」
零と行ったことがない、デートスポット。
何処の場所に行こうか、と考えてたら…シャチが見たいと検索結果を見せた。
「わかりました」
随分と遠くになるのに、零は嫌な顔せず。
高速に乗って向かう。
サービスエリアに立ち寄ってソフトクリームを食べたり、零がご機嫌に鼻歌を歌ったり。
「…○○?どうした」
鼻歌歌う零の横顔に見惚れてました、なんて心の中で回答すればわ恥ずかしくて笑って誤魔化そうとしたけど…
「言わないと…イかすぞ」
しばらくまっすぐに続く高速道路。
左手が太腿に伸びて…スカートをめくられて、。
「運転に!集中!して!!」
「じゃあ自分でシて」
「じゃあっていう内容じゃないっ!」
左手をハンドルに返して、睨めばご機嫌に笑われて。
「○○、イかせたいと思った数だけ後でまとめてイかすから」
「………はい?」
「ちなみに今二回ストックある」
一回目も二回目も全く記憶にないのに。
「………自分でシたら?」
「減るけど増える」
「それ意味ないやつ!!」
…抱き潰す、そう言った余裕のない零も、今の…余裕顔の零も。
全てが愛おしい。
「○○」
零が自分の左頬を指で突く。
「?なにかついてる?」
「キスして」
…甘い時間。
体を少し運転席へ身を乗り出して、零の頬にキスをした。
「……思ったより、恥ずかしい」
何処から向けられてるのか分からない人目とか。
「今ので4回に溜まりました」
イかせたい数、と言われてハメられたと思った。
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