【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第34章 貴方がいないと※裏
「…腰、ちゃんと支えてて…?」
零の頬を両手で挟んで…キスをした。
零が腰を支えるように掴む手に力が入るのが伝わる。
舌を差し出して…唇を重ねて、唾液を交えた。
「待っ…待ってください、○○…っ」
「待てないっ…」
美味しい匂いがする。
火は、止めてるだろうか。
透さんが顔を歪めて、逸らせば…なんだか犯してるようで。
いや、…犯してるんだろうけど。
零自身を、膣内に迎えて。
透さん、透さんと、呼びながら…零を思って腰を揺らす。
…大好き。
貴方が好き。
零が、いないと生きていけないくらい。
許されなくて良い。
私を嫌いになっても良い。
…傍に、いさせてくれるなら。
「…なんで、泣いてるんですか」
貴方が、透さんでいようとするから。
「好き」
目が痛い。
昨日から泣きすぎてる。
「…零が、好き」
貴方じゃないとやっぱり…嫌だ。
「…………俺以外に抱かれるお前なんか、殺してしまいたい」
黒い暗い低い声。
「優しくしたかったのに」
私はされたくなかった、とその唇に噛み付いて。
貴方のその、…度を超えた独占欲が一番好きだ。
零が膣内を、突いて、白濁を放っては…また動いて。
零の顔をずっと見ていたくて、体勢を変えようとすれば…
顔を見たいとせがんで。
…零、世界で一番…私は貴方が好き。
貴方のためなら、なんだってできる。
…貴方が傷つかない世界が、早く来れば良い。
それから…零にどのくらい抱かれたのかわからない。
膣内から溢れるのは…零だけ。
ベッドから体を起こそうとすると、零が私を引き戻して…抱きしめあった。
「……れい…」
「悪かった…」
「……零…っ…れい、零…」
もう呼んで良いんだって。
もう、零で良いんだって。
「零…っ」
「…ごめん」
耳元での謝罪。
それは、降谷零として?
「…零……謝るのは…私だよ」
「…聞きたくありません」
「どうしたら、零と……もっと、…えっちできる…?」
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