【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第33章 “道具”※裏
ベルモットさんに案内された部屋は所謂スイートルームだと最上階に停まった。
胸元の痕に指を触れ、大丈夫だと自分に言い聞かせる。
部屋には、四人の男がいて。
ベルモットさんが代わりに私が相手をすることになったと言えば…明らかに残念という表情をされて。
「大丈夫、この子の感度は保証付きよ」
間違いなく楽しめるわ、と…ベルモットさんが私の服の前部分をナイフで突然切って。
「着痩せするタイプで…乳首もピンク色」
キスの感度も、…と顔が近づいて…
零と同じ…キスの仕方を、してくるから…
女の人の舌なのに。
女の人なのに…
…零と同じキスの仕方は、…狡い。
「あっという間に目が蕩けて食べ頃になるわ」
息が荒れた。
…こんなはずじゃなかった。
全部零や沖矢さんと違うから…冷静でいられると思ってた。
「楽しみなここは…何色なのかしらね?」
帰り…服、どうするんだろう。
「召し上がれ」
トン、と背中を押してベッドへ突き放されて…彼女は部屋から去って行く。
4人の男が…囲むように群がってきて…
「んぅ…!」
自由なほど乱暴に。
一人の男は私の口を。
一人の男は胸元を。
一人の男は私の手を。
一人の男は……蜜口へ。
ベルモットさんに見せられた姿に興奮したのだと、慣らすこともなく突き立てられた。
胸元の男が、痕に気づいて…上から吸い付く。
そんなの無意味なのに。
私は、零のもの。
男たちが私を使って行うのはまるで自慰行為だな、と…
顔面に精液を放たれて思った。
だから、私は演じないといけない。
そのために、沖矢さんに抱いてもらった。
「…もー…皆さん急だから、驚いちゃったじゃないですか」
勿体ない、と…全員が一度達したのを見計らって…体を起こす。
「次は、…私の番ですね」
ちゅ、と…それぞれ達したばかりの陰茎の先端を吸って…
「次、挿入れたい人は…だーれだ?」
蜜口を自分で広げて…見せつける。
ごくり、と唾を飲み込む音がした。
「挿入れたい人…いないのかな?」
…零にも褒められたっけ。
何度シても綺麗な色だって。
沖矢さんに教わった…左手で蜜口を広げ右手で指を挿入れて…
「じゃあ…お兄さんから食べちゃうね」
動き出さない相手に、勝った、と内心思った。
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