【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】
第30章 調教(ver:沖矢)※裏
蜜口で止まる指に、沖矢さんは少し首を傾げた後に…なるほど、と笑う。
「やり方が分からないんですね?」
「…っ…いつも…胸とここ…触ってるだけだったから…」
陰核を撫でて…
「貴女の手…小さいですから、物足りないかもしれませんね」
真似をしてください、と…沖矢さんが足を大きく開かせて…指が、挿入ってくる。
「…ここ、分かりますか?すぐに全部を挿入れようとせず…最初は1・2本で…入口の上部を…」
…こんなに明確に意識したことがなくて。
零にも、沖矢さんにも…そこは何度も触られているのに。
くす、と小さく笑われた。
「…耳まで真っ赤ですね、○○さん」
「っ…だっ、て…」
「あとはリードしますから…ご自分でされてください」
指が抜かれて…綺麗にして、と唇に愛液で濡れた指を当てられ…どうしてだろう。
素直に口に含んだ。
「指を…貴女のなら、最初から2本で大丈夫ですよ」
沖矢さんの指を咥えながら…自分の指が、指示されるまま二本…蜜口に挿入って。
入口の上部、…
「っ…へん、…なかんじ…」
「ええ…でも、熱いでしょう?」
「んっ…」
「…少し慣れてきたら、第二関節辺りから曲げて…上に、壁がありますよね?」
「やっ…待っ…」
「そこが、○○さんの…一番気持ちが良いところですよ」
とま、らなくて。
零が、いつも触れてくるピンポイントなその位置は…すごく気持ちよくて。
「…待っ、…」
零。
零…
零…
背中の熱の持ち主のことも、忘れそうで。
「はい、ストップ」
手首を掴まれて…息が荒れる。
「……おき、やさん…」
「彼氏さんのことを思い浮かべて…そうですね、一人で、という意味では合格ですが」
誰が教えているのか、誰が触っているのか。
何のために。
「そう…慣れるためですよ」
「…はい…」
「夢中でオナニーされるというのは、可愛いと思いましたがね」
わざと、だ。
わざと…そんな卑猥なことを、耳元で。
「…昴、と呼んでみますか?」
「なんで…」
「いえ、さきほどから…呼びたい名前が別にあるのかなと思いまして」
安室透とは別の名前が、と含まれて。
そんなの…
「…指、止まってますね」
首筋にキスをされて…
「あとでお渡ししたいものがあります」
でも今は、と沖矢さんの指が…蜜口に挿入ってきて。
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