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【DC】別れても好きな人【降谷(安室)※長編裏夢】

第29章 互いの気待ち※裏


零が欲しい言葉とは真逆で。
私はいつも通り、頷いて喘いでいれば零にこんな顔させなかった。

謝った私に零は…言葉にならない表情を向けてきて。
傷ついていて、怒っていて…こんなに感情を剥き出しに…私にぶつけてくるなんてこと、初めてで。
私が何かを話そうと…伝えようと口を開けば聞きたくないというように…膣内を突いて…

沖矢昴がいなかったら、私は頷いていたと思う。
零の言う通りに、貴方が求める私でいたと思う。

零に激しく抱かれながら…思い浮かべる別の男の顔に首を振って。

「んぁ…っ、ぁん…っ!」
「…二度と誰にも抱かれたくないくらい、滅茶苦茶にシても良いけど」
「は…っ…」

この人を冷静にさせるのが先だ。
目を覚まして、と言う願いを込めて頬を叩こうとすれば…零はその手を掴んで笑う。

「考える余裕、まだあるんだな」
「っ…零…!抱いても良い…っ、抱かれるのは好き…でも…!今の零はやだよ…っ!」
「…っ…」

俺だって嫌だ、と。
気のせいかもしれない。
音として、耳に届くのではなくて…感情が直接伝わるような…

「降谷零…!!!!」

うるさい、とシャツを脱ぐ零がそのシャツを口に詰め込まれて…
頭の後ろで結び目を作ったのがわかる。

「んぅぅ…っ!」

嫌だ。
…こんなの、嫌だ。
零の左手で両手首を押さえつけられて、零がただただ、子宮口を突いて…

「何度シても、気持ち良い締め付けですよ」
「んぁ…ッ…ん゛ぅぅ…!!」
「…僕もたくさん吐き出させてもらってるので…貴女と違ってすぐにイけそうにありません…っ、がね」

抵抗をしようともがけば…強い快感を与えてくる。

「あぁ、アナルが足りないですか?…ほんと、納得いかないほど淫乱ですね」

…降谷零。
零…
口の中の布が、唾液で濡れていく。
それでも呼ばないといけなかった。

だって今私を抱いてるのは…
降谷零じゃない。

零だけど…
演じている。
私を傷つけるために、演じてる。

そんなことしたら…零が一番傷つく。

「アナルセックスは、趣味ではないんですがね」

そう言って…膣内から抜いた陰茎が…
零は私を壊そうとする。

そういうものを受け入れる場所ではない穴は、また切れて…

「○○が好きなら、シてあげますよ」

好きなわけ、ないじゃんか。



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